自分のため

 数年ぶりにブログを日記として再開させようと思います。
 理由としては、現在、小説執筆などの創作活動がまったくできない・続かない状態のため、意欲に刺激を与えられればと思ったためです。
 大きなこと小さいこと、人に話せること話せないこと、ここ数年本当にいろいろなことがありました。たくさんの人に迷惑をかけ不快な思いをさせ、大いに傷つけ、逃げたり、臆病さに自己嫌悪だとか、ものすごい虚無感や挫折とか、いろいろありました。
 その「いろいろ」の中には、ツイッターをやめたりブログをやめたりもありました。もう何年経つのやら。もともと人間関係が上手な方ではないですが、それでも当時は、最低限の人付き合いはできるというわずかながらの自信を持っていました。でも、インターネット上での人間関係を良好に続けることが難しくなり、リアルでも人と上手くやっていく自信がなくなり、人付き合いのやり方がわからなくなり、とにかく人との接点を断ちたくて、まずはそれらのSNSをやめました。今でも、リアル・ネットともに人間関係に対する苦手意識、恐怖心や嫌悪感は大いにあります。正直に、今はもう新たな人間関係を構築したいとは思っていません。最初は、ツイッターをまた始めようかとも考えていたのですが、140文字では足りないし、あれはそういうものだから当然なんですが、あまりにも他人との距離が近過ぎるし、嫌なツイートが目に入ることもあるし、よくよく考えた結果、やっぱりこうしてブログで一人でブツブツ言ってる方がいい、となりました。閲覧者がいてもいなくてもいいのですが、「見ている人がいる」という意識を持って更新していくつもりです。「一人でノートに気持ちを記す」なんてのは、性格上私には無理です。だって絶対に誰の目にも触れないから、そんなの続ける気にならないし、続けなくても罪悪感なんかないんだから、何の刺激にもならない。実際に見ている人が一人もいなくても構いません。インターネット上に公開するという事実が欲しいのです。
 そして何より、「頭の中の気持ちや光景を、キーボードを叩いて文字に起こす」という行為がリハビリになって、「小説を書く」行為を日常の中に取り戻せるんじゃないかと思うのです。
 もうずいぶんな間、ゲームをプレイしたり本を読んだり映画やアニメを観たり、いろいろな刺激を受け、いろいろなものを吸収しています。多くの作品に触れ、吸収することもとても大事ですが、ただ吸収するばかりというのも嫌なものだなと、だんだん思い始めました。それらはとても面白く楽しく興味深く感動的ですが、人から与えられるだけなんです。人から与えられるお菓子をパクついているだけで満足しているなんて…、と物足りなさやもどかしさを感じ始めているのは、書き手としてはいい傾向だと思うのですが、何せもう長いことまともに書いていません。時々少しは書くこともあったけど、「書き上げる」ことがまったくできなくなっています。アイディアも出にくいし、想像力も衰えて、「このまま書けなくなって、創作からどんどん離れていくのかな」と思って寂しさに襲われるばかりです。このまま何も想像できず、何も書けず、ただ人から与えられるものを得て喜ぶばかり。すでに完成したもの、限界の決められた枠の外に出られず、本当に自分の欲求を満たせるものもない、「人が作った世界」に落ち着く以外の選択肢がなくなってしまう。そんなのは嫌だ、と思ってみても、もう何年も創作活動とまともに向き合っていない脳です。そう簡単にはかつての働きは取り戻せない。まぁ、「かつて」もそんなに素晴らしい働きをしていたわけではないでしょうが、少なくとも今よりはずっとマシでした。こうして日記を書く脳と、物語を想像して書く脳は別物(別室というか…)なので、日記を再開させることが直接すぐさま創作に繋がるとは思いませんが、前述の通り、「頭の中の光景をキーボードを打って文字に起こす」行動が、少しずつでもいい影響を及ぼしてくれると信じて、とにかく試してみようと思ったのです。これでもだめなら、また別の手を考えます。
 昔は、小説家になりたい、なんて大それた夢を抱いていました。でももう無理だと思っています。私の想像力・文章力では無理だと理解できました。その目標を捨てたことも、意欲がなくなる原因のひとつではありますが、せめてライフワークとしての創作は失いたくないです。考えもこの数年、いろいろとさまよいましたが、今はそう思います。目標がない状態で気持ちを維持するなんて難しいとは思うけど、なんとか小さな目標でも見つけながら、とにかく「書く日常」を取り戻したいです。
 若い頃は、同じ創作者の友達が欲しいとか、誰かと一緒に創作したいとか、あれこれ考えて夢見ていましたが、今はそういうものは考えていません。私にはそういうのは無理だとわかりましたし、夢と期待に胸躍らせる瑞々しさももうありません。枯れてます。それに、今私自身が重要視しているのは他人といかに繋がるかではなく、自分自身をどうするかです。今後また気持ちに変化があるかもしれませんが、今現在は、自分の気持ちと今後を最優先に考えようと思っています。
 現在pixivで公開中の小説はすべて、過去書いたものです。それでも読んで気に入ってくれる人がいるのは、そこはやっぱり嬉しいです。そんな人達に、新しく書いたものも読んでもらえたらとも思っています。日記は別に見る人がいようがいまいが構わないですが、小説はやっぱり、人に読んでもらって初めて完成するものだと思いますので。だから、物語を一本、書き上げるだけの気力と体力が欲しい。
 きっとまだしばらくは、スランプよりもっとひどい今の低迷状態が続くだろうけど、でもまた新たに物語が書きたいです。とにかくまずは一本、まともに書き上げられたら、少しは気分も上がるんじゃないかと思うのです。
 今の私を見て嫌な顔をする人もいるだろうけど、私はワガママに、人の気持ちは考えず、自分のことだけ考えてやっていきたいと思っています。

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鞘いつこ

Author:鞘いつこ
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